業務内容

情報セキュリティ(Security)

紹介

概要

システム・ネットワークのセキュリティを中心とする「情報セキュリティ」と、CCTV・保存装置・無人警備サービス等の「物理セキュリティ」、他産業群にセキュリティ技術が適用される「融合セキュリティ」として区分される情報セキュリテ区産業は、成長発展の可能性が高い新成長産業といえます。

2019年4月、世界初の5G(第5世代移動通信システム)常用化の時代が幕を開け、従来のLTEに比べ20倍超のスピーディーな通信速度を用いた新たなサービスが、数多く登場する予定です。5Gサービスの最も大きな特徴は、ローレイテンシー(Low Latency)及び超連結性で、数多くの情報を遅延(Latency)することなくリアルタイムで伝達をうけ、バーチャル・リアリティ(仮想現実)、自律走行、遠隔医療、モノのインターネット(IoT)技術等を多様な産業分野において具現化し、私達の暮らしに変化をもたらすものであります。価額技術情報通信部は、5G時代について、『5Gは、単純な通信技術の進化ではなく、想像を現実のものとする新たな世の中の幕開け』であると命名し、個人と企業並びに国家は、これまで経験することのできなかった新たなICT環境に晒されることになります。

「新たな環境」への露出は、それから発生する「新たな侵害」への露出増加にも繋がります。5G時代に関してバラ色の展望が優勢な中、技術の具現に向けて処理される大量の情報とこれを支えるシステムの健全性に対する懸念も同時に問題提起されています。科学技術情報通信部においても、5G時代での10代革新産業に「情報セキュリティ産業」を挙げ、5Gの革新施設を主要情報通信基盤施設として拡大・指定し、ICT融合のセキュリティ制度を設けるなど、5G時代の実現に向けた最大の鍵は、情報セキュリティにあるということを明らかにしています。

これに対し、弊社では、科学技術情報通信部、行政安全部、放送通信委員会、警察庁等の政府機関において、関連分野に関する業務を担当してきた専門家を中心に、先導的なセキュリティ(Security)専門グループを新設しました。弊社のセキュリティグループは、システム・ネットワーク・セキュリティ中心の「情報セキュリティ」及びCCTV・保存装置・無人警備サービスとして代表される「物理サービス」において一歩先を行く、ICT技術が多様な産業へと融合されることによって発生する新たなサイバー侵害に対応する「融合セキュリティ」の実現に向け、制度として後押しできるよう政策へのアドバイス及び戦略助言等を提供しています。

主なサービス

弊社のセキュリティ専門グループは、物理セキュリティ、情報セキュリティを始めとし、最近成長を遂げている融合セキュリティ分野に関して、下記のような事項を中心に、総合的なリーガル・サービス及び政策への対応・事業戦略へのコンサルティングを提供しています。

 

  • - 物理セキュリティ、情報セキュリティ及び融合セキュリティ関連の法律分析・政策動向の把握
    ※ 情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律、情報通信基盤保護法、情報通信産業振興法、個人情報保護法、電子政府法、電子金融取引法、信用情報の利用及び保護に関する法律、情報通信振興及び融合活性化に関する法律、産業融合促進法、規制自由特区及び地域特化発展特区に関する規制特例法、金融革新支援特別法、警備業法等
     
  • 5G融合製品とサービスセキュリティの強化に向けた情報通信網法改正等の立法への助言
  • ビッグデータ、データセンターの設立、位置情報サービス(GPS)、クラウディングサービス等のデータ活用及びセキュリティに関する戦略への助言
  • 悪性プログラム(ウイルス)を通じたハッキング及びセキュリティ問題への対応業務及びセキュリティ事故の予防のための戦略助言
  • 5G、人工知能(AI)、モノのインターネット、ビッグデータ、ロボット、ドローン、VR/AR等の新技術に対する最新の規制動向の分析及び関連規制への対応策に関する助言
  • 主要5G通信サービス融合サービス情報保護管理体系の認証獲得のための助言
  • TBT等の国際的な技術基準の現状分析及び諸般の技術規制への対応戦略助言
  • 適合性の評価、指定試験機関運営への対応等の国内技術基準に関連する諸助言
  • その他企業への個人情報保護コンサルティング及び個人情報流出への対応