会計監理
紹介
企業会計の透明性は、グローバル化が進んだ事業環境において、企業の競争力を図る尺度となっています。会計透明性に対する市場のニーズが高まるにつれ、2018年に株式会社等の外部監査に関する法律が全面改正され、金融監督当局は、外部監査人の独立性と責任を強化し、会計監理につき、より一層厳格な基準を適用して施行されています。
弊社の会計監理チームは、金融監督当局の会計監理への対応だけでなく、企業会計にかかる多様な形態の民事・刑事訴訟と、上場法人に対する上場適格性の実質審査への対応に至るまで、諸般のリーガルサービスを提供しており、数多くの会計監理事件において満足のいく結果を引き出して参りました。また、クライアントが事前に会計処理の適正性について点検し、必要な治癒策を準備できるように、金融監督当局の監理に準ずる事前監理業務を担当しています。なお、外部専門家としてデジタルフォレンジックを活用した会計不正調査業務の処理も行っています。
弊社の会計監理チームは、会計処理関連の法令および規制に対する深い理解と豊富な実務経験に基づき、企業および会計監査人の適正な会計処理業務と会計監理への対応に向けた総合的なリーガルサービスを提供しております。
主なサービス
弊社の会計監理チームは、証券・金融関連の資本市場において他の追従を許さない主導者の役割を担ってきた弊社の力量に基づき、多種多様な企業会計事件を担当処理しており、企業会計に関連して様々なリーガルサービスを提供してきた弁護士・会計士、金融監督当局において多数の企業会計事件を担当してきた実務経験を有する顧問・専門委員など、金融規制、会計監理、企業諮問、倒産、民事・刑事訴訟等の各分野における専門家が一つのチームを構成し、企業の会計処理に関連する幅広いリーガルサービスを提供しています。
- 金融監督院の監理の着手前の事前対応等への助言
- 財務諸表の修正に関連する法律的リスクの検討等の助言
- 金融監督院の財務諸表の審査対応等への助言
- 金融監督院の財務諸表の監理対応等への助言
- 監理委員会、証券先物委員会の制裁手続への対応等の助言
- 監理措置を争う異議申立ておよび行政訴訟
- 監理措置による刑事手続きへの対応
- 監理措置による成長適格性実質審査への対応等の助言
- 粉飾会計および不実監査による民事・刑事事件関連の対応
- 外部専門家としての会計不正調査の業務遂行
- 外部監査法関連の諸般の法規検討等の助言
主な実績
- KOSDAQ市場上場法人A社に対する金融監督院の標本監理の着手に備えた助言
- 有価証券市場上場法人B社に対する金融監督院の嫌疑監理の着手に備えた助言
- KOSDAQ市場上場法人C社に対する金融監督院の嫌疑監理への助言
- 有価証券市場上場法人D社に対する金融監督院の嫌疑監理への助言
- 有価証券市場上場法人E社に対する金融監督院の嫌疑監理への助言
- KOSDAQ市場上場法人F社に対する嫌疑監理事件への助言
- 有価証券市場上場法人G社に対する会計監理事件への助言
- 有価証券市場上場法人H社に対する会計監理事件への助言
- A会計法人に対する金融監督院の監理への助言
- KOSDAQ市場上場法人E社の粉飾会計刑事事件での弁論
- F会計法人の粉飾会計刑事事件および刑事訴訟での弁論
- KOSDAQ市場上場法人A社に対する上場適格性実質審査への助言
- 有価証券市場上場法人B社の上場廃止異議申請への助言
- KOSDAQ市場上場法人C社の上場廃止異議申請への助言
- KOSDAQ市場上場法人P社の代表取締役横領による会計不正調査
- KOSDAQ市場上場法人H社の架空売上等の会計不正調査
- KOSDAQ市場上場法人D社の単価操作を通じた会計粉飾等の会計不正調査
- KOSDAQ市場上場法人P社の売上認識に対する会計不正調査
- KOSDAQ市場上場法人N社の取得資産に対する公正価値評価等の会計不正調査
- KOSDAQ市場上場法人S社の契約書隠匿による外部監査妨害等の会計不正調査