業務内容

会計不正調査

紹介

2018年に改正された株式会社等の外部監査に関する法律は、外部監査人から会計処理基準違反の事実の通知を受けた会社をもって、外部専門家を選任して調査を行わせるようにするなどの義務が定められています。会計不正調査結果は、事実関係と会計処理において、重要な監査の証拠として活用でき、調査結果による是正措置の適正性が監査意見の形成に及ぼす影響が非常に高いです。

弊社の会計不正調査チームは、外部専門家の会計不正の調査に向けたデジタルフォレンジック分析ツール(Falcon, EnCase, Axiom, x-Way)およびリビューシステム(Nuix, Relativity)、自主開発分析システム、検索システム等のインフラを兼ね備えており、企業の会計処理および監査手続、監査意見によって派生される韓国取引所、金融監督院への対応等、諸般の法律的問題に対する正確な理解と豊富な実務経験に基づき、会計不正調査および内部不正の調査業務等を行いながら、企業における多様なニーズに対応しご満足頂いております。それだけでなく、このような外部調査を通じた会計の透明性を高め、最終的には、上場維持を通じた取引再開にまで繋がるように忠実な業務処理を行っております。

弊社の会計不正調査チームは、レベルの高いデジタルフォレンジック技法と体系的なリビュー方法により、外部専門家らの会計不正調査を忠実に行っており、企業および会計監査人の適正な会計処理業務と会計監理への対応に向けた総合的なリーガルサービスを提供しております。

主なサービス

弊社の会計不正調査チームは、最近のデジタルフォレンジック捜査専門家として挙げられる元検察総長の文武一弁護士と、デジタルフォレンジックの伝説であり先駆者である同分野最高の専門家と称される元警察庁サイバー捜査課長の梁根源をアドバイザーとして迎え入れ、専門性のより一層の強化を図っており、金融監督院において長期に亘り会計監理を直接担当処理した経験をもつ監理専門公認会計士を迎え入れ、さらなる専門性の強化を行いました。またリビュー専門家を大幅に増員し、合理的な外部調査を行っております。

  • 外部監査法上の外部専門家の会計不正調査の遂行
  • 会計不正調査関連の監査人側の外部専門家の遂行
  • 役職員の横領等の内部不正の調査の遂行
  • 営業秘密流出等の調査
  • デジタルフォレンジック分析業務の遂行
  • 捜査機関の家宅捜索への対応
  • 監査および監査委員会の是正措置等の関連法規の検討等の助言
主な実績
  • 国内有名合成繊維会社のF社社員の横領による会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業P社の代表取締役の横領による会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業H社の架空売上等の会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業S社の架空売上等の会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業D社の単価操作を通じた会計粉飾等の会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業P社の売上認識に対する会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業N社の取得資産に対する公正価値評価等の会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業S社の契約書の隠匿による外部監査妨害等の会計不正調査
  • KOSDAQ上場企業S社系列会社の外部照会書偽造による外部監査妨害等の会計不正調査
  • 医薬リベート事件関連の多国籍企業A社の内部調査
  • 国内B製紙会社の内部横領事件の調査
  • C社営業機密流出事件の調査
  • 国内大型建設業者H社の内部監査フォレンジックへの対応
  • 国内大型エンターテイメント社のフォレンジック分析
  • 国内携帯電話および電子機器アクセサリ製造販売専門業者I社の内部役職員の不正調査
  • 大型SNS運営企業J社の内部監査フォレンジックへの対応
  • 国内進出中国系K社の内部役職員の不正情報の分析に関連するフォレンジックへの対応
  • 国内防衛産業技術専門業者G社の大規模技術流出事件への対応